Waffle Cellを複数のユーザーで利用している場合、例えば、tanaka、yamada、satoの3人をユーザーがいる場合などに、それらのユーザーが共通してアクセスできるフォルダを作成する事が可能です。
※各ユーザー専用のファイルサーバー領域(フォルダ)にアクセスする方法は、※『ファイルサーバー機能(NAS)』をご参照下さい。
例えば、営業部全員がアクセス出来るフォルダ、社長と経理担当者だけがアクセス出来るフォルダ等、目的別に作ることが可能です。また、参照専用の設定も可能です。例えば「部長は読み書き可能だが、部員は読むことしか出来ない」というような設定も出来ます。
管理Topページにログイン(こちらをご参照下さい)し、「共有フォルダ」をクリック、設定画面に移ります。
図例は、tanaka、yamada、satoの3名のユーザーが登録されている場合です。設定画面では、Waffle Cellユーザーの数だけ、設定用のボックスが表示されます。
新規に共有フォルダを作る場合は、薄い字で「新規フォルダ」と書いてある部分に作りたい名前を入れ、画面の最下段の設定ボタンで設定します。作成はどのWaffle Cellユーザーのボックスでも可能です。
フォルダ名の設定はシステム上では200文字程度まで可能ですが、実用性を考えると数十程度までが妥当でしょう。また、複数のOSからアクセスする事を考慮すると、半角英数字が望ましいです。漢字を使う事も可能ですが、OSによっては漢字の扱いが難しいという点を考慮して下さい(例えば日本語Windowsのみからのアクセスであれば、漢字のフォルダでもかまわないでしょう)。
次に作成したフォルダのそのフォルダへのアクセス権限を各Waffle Cellユーザーに設定します。
例図ではminnaという共有フォルダが作られていますが、Waffle Cellユーザー毎にこのフォルダのアクセス権限を設定します。
各オプション
設定を行ったら、最後に最下段の設定をクリックします。
ここの設定はわかりにくい部分があるので、最後に注意点をまとめます。
アクセスしたいフォルダが有効(または参照専用)になっているWaffle Cellユーザーは、共有フォルダにアクセス可能です。
アクセス方法は通常のファイルサーバーへの接続と同じですが、例えば「minna」という名前で作ったフォルダの場合、「Sh.minna」という具合に共有フォルダであることがわかるように、先頭に「Sh.」(エス エイチ ドット)がつきますので、ご注意下さい。
minnaという名前の共有フォルダならば、Windowsからエクスプローラーのアドレスバーに
でアクセスすることが出来ます。
1度作った共有フォルダは削除できません。 共有フォルダ内のファイルを削除してから、全てのWaffle Cellユーザーのアクセス権限を無効にしてください。
Aさんが作成したファイルをBさんが開こうとすると「読み取り専用」となり、Bさんは編集できない場合があります。その場合はAさんに仮想デスクトップ画面左上
場所 → ホームフォルダ
でファイラーを起動し、該当ファイルのプロパティを開き、[アクセス権]タブで権限を「読み書き」に設定してもらってください。
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