簡単そうで簡単ではないこと

Waffle Cellに搭載されているNextCloudが少し前、バージョン13になりました。早速これをインストールして実験をしていて気がついたのです。なんと、Talkという電話機能が使えるようになっているじゃありませんか!これはスマホやブラウザで通話、ビデオ会議ができるもので、気分は自宅に電話局(またはLineサーバー)を持つようなものです。(Waffle Cellではすでにビデオ会議が利用できるようになっていますが、Talkがよりモバイル寄りです)

ユーザー管理もNextCloudが受け持つので、統合された感じがたまりません。夕べ夜中に一人で複数のデバイスどうしてで「会話」をし、床についたのは夜明けでした。

しかし普通はここで問題が発生します。そんなに簡単ではないのです。少し専門的な話になりますが、説明します。

複数の端末が音声や映像をリアルタイムで交換する場合、直接接続ができない場合があります。これを「NAT越え」の恐怖と私は呼んでいます。それらの端末の間にはNATという厚い壁があり、直接の接続が難しいのです。

※ 上の問題と似ているものに、VPNのNAT越えがあります。NAT超えが完全な形でできるVPNは少なく、Waffle Cellはその一つです。

そこでいくつかの工夫が必要です。すなわち複数の端末を外部から手助けして接続させる仕組みです。STUNやTURNサーバーと呼ばれている機能がそれです。ほぼすべての端末間で通話するにはこの仕組みは必須です。

ところがこのTalkではTURNサーバーは提供していません。「自分で用意するか、年額50万円〜を支払ってね」というスタンスです。(仕方のない事ですが)

しかし幸いにもWaffle Cellには標準でこのTURNサーバーが搭載されているのです。そういうことで近々、Waffle Cell v2 の皆様にはこのTALKという機能をご提供いたします。

考えてみて下さい。自宅で家族や知人、同僚が安全、高速に利用できるLine機能を持てるのです。もちろんそれは数多くの機能のうちの1つですが!

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